動脈性EDと静脈性EDの違い

満足をしている男性

EDの原因の一つとして血管に由来するものがあります。
血管性由来のものは更に動脈性と静脈性に分類されます。
陰茎の動静脈系と陰茎の海綿体平滑筋機能を個別に診断する事は現代の医学を持ってしても困難を極めるのは困難な状況です。
しかし最近の医学検査の発達は目覚しいものがあり、特に検査機器のIT化によりその精度は確実に向上しています。
現在広く用いられている検査方法及び今後の有用性が期待される検査法としては、血管作動薬の注入、カラー超音波、陰茎海綿体内圧測定と海綿体造影のセット、CT、MRIがあります。
動脈性EDとは、何らかの原因により陰茎動脈に狭窄や閉塞があり、陰茎への血液の流入が阻害される事によって引き起こされるものです。
具体的には陰茎の内陰部動脈、陰茎背動脈、海綿体動脈に発生する事による障害です。
原因疾患としては動脈硬化や動脈塞栓が考えられ、血圧が高めの人は将来的にリスクを背負う事になる為注意が必要です。
静脈性EDは勃起時に陰茎から静脈を通して入出する血液を止める静脈系の閉鎖機構、つまり所謂静脈の弁機構等が適切に働かない為に起こるとされていますが、その詳しいメカニズムは未だ完全には解明されていません。
これが診断に難渋する所以でもあります。
治療は両ED共に血管の機構上の問題である為に、外科的療法となります。
手技としては「動脈性EDに対する手術」と「静脈性EDに対する手術」があり、そのアプローチの仕方は異なります。
これらの手術で効果がない場合には陰茎プロステーシス移植術という方法もあります。
何れも手術である以上リスクを生じます。
医師の正しい判断により自分のEDの状態を知る事が治癒への第一歩となりましょう。